この交差点は、「X字」の四差路形状のため、交差点の面積が大きい。国道56号と県道20号が交差しており、交通量が多く、朝夕の通勤時間帯に渋滞している。

この交差点は、重傷事故が1件、軽傷事故が6件発生している。第一当事者の年代は、64歳以下が6人、75歳以上が1人となっている。

【右折事故】
要因：右折前に交差点出口側の横断歩道上をよく確認しなかったため、横断中の自転車乗りを見落としたことによる。
予防方策：対向車両のみでなく、交差点出口側横断歩道上の安全も確認後に右折進行する。また、横断歩道にさしかかる直前には再度安全確認を行う。
【右折車と直進車の事故】
要因：直進する際、対向右折車より先に交差点を通過できると判断し、右折してきた相手車と衝突した。
予防方策：対向右折車を発見した際は、右折してくることを念頭に、優先意識を持たず、その動静に十分注意して減速するなど衝突を回避する。
【左折事故】
要因：左折先にある横断歩道のさらに前方に注意を向けて、横断歩道を横断中の自転車乗りの発見が遅れたことによる。
予防方策：左折開始前の安全確認とともに、横断歩道にさしかかる直前でも再度、安全確認を行う。