水戸市ひので保育園で「ぼうさいダック」を実施

カードゲームで、園児が遊びながら防災・安全を学びました

 日本損害保険協会 南関東支部(委員長:福島 純子 損害保険ジャパン日本興亜株式会社 東京業務部 部長)では、6月21日(金)に、茨城県水戸市の社会福祉法人ローズマリー学苑 ひので保育園で、幼児向け防災カードゲーム「ぼうさいダック」を実施しました。

 当日は、3歳から5歳までの園児ら総勢約120名が参加し、当支部の巌渕 防災博士や職員が実演する正しい備えのポーズを真似たり、職員が扮するタヌキの誤ったポーズを注意したり、地震、火事などの災害や交通事故、不審者に声をかけられた時に、どのような行動をとれば良いのかについて、遊びながら学びました。
 政府の地震調査委員会が、昨年公表した大地震の確率(今後30年以内に震度6弱以上の大地震に見舞われる確率)について、水戸市は81%であり、全国の都道府県庁所在地のうち第3位となっています。また、茨城県警によれば、子供に対する不審者情報について、昨年は対前年比109件増の456件の通報があり、過去5年間で最多となりました。

 当支部では、同園における定期的な「ぼうさいダック」の実施など、発達段階に応じた防災・安全教育に取り組んでいます。子どもたちへの防災・安全意識の定着を図るとともに、子どもたちが学んだことを保護者などの大人に伝えてもらうことによって、地域全体の安全に努めていきます。

「ぼうさいダック」とは
・安心・安全の「最初の第一歩」について、子どもたちが実際に身体を動かし、声を出して遊びながら学ぶことができるカードゲームです。
・カードは全12種類で、カードの表面は災害の絵、裏面は災害に備えてポーズを取る動物の絵となっています。表面の災害の絵を示しながら、裏面に描かれている正しいポーズを学んでもらいます。

※ぼうさいダックの詳細については、損保協会ホームページをご参照ください。

「ぼうさいダック」とは

地震の時に頭を守る「ダック」のポーズ
タヌキに扮する支部職員らによる実演
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