交差点の解説

・交差点内での右左折事故と交差点付近における追突事故が多発、安全確認と前方注視を確実に

この交差点は、国道23号と市道が斜めに交わる形で交差しており、設置されている信号機には右折用の矢印信号が4方向すべてに設置され、交通整理が行われている。国道23号は主要幹線道路であるため交通量が多く、国道の東側には住宅地、西側には駅・商業施設・学校・病院などの公共施設が存在するところから、交差する市道についても昼間は時間帯を問わず通行量が多い。このため、市道から国道23号へ右左折する車両が通過を急ぐあまり、直進してくる原付バイクや軽車両と衝突する事故が3件(うち左折時の巻き込み1件)発生している。このほか、交差点付近の施設から出入りする車両による出合頭事故が3件発生しているが、これも交差点の通過を急ぐあまり安全確認を怠ったために発生している事故である。また、国道23号を進行中の車両による追突事故も11件中4件と多発している。原因としては、道路環境が整備されているため円滑な交通の流れに気を許してしまい、前方の注視を怠ったため、信号で停止中の車両に追突する事故が大部分を占めている。