この交差点は、四差路交差点で、形状は十字だが、交差する道路は双方とも車線数が多いため、交差点の面積が大きい。交差点外側周囲に高速道路の橋脚があり、見通しをやや妨げている。この交差点を基点に西側に西九州道の出入口、南北に都市高速の出入口があることから、交通量が多く、朝のラッシュ時は福岡市内向きの車線が特に混雑する。

この交差点は、軽傷事故が19件発生している。第一当事者の年代は、64歳以下が18人、不明が1人となっている。

【追突事故】
要因：主道路側が赤・青・直進左折矢印・右折矢印と従道路と信号サイクルが異なるために、青に変わると勘違いして発進したことによる追突事故が多く発生している。
予防方策：信号状況をよく確認し、前の車の動静を十分に確認して発進する。停止中は十分な車間距離を空けて停止する。
【右折事故】
要因：主道路側の右折矢印のサイクルが長くないことから、焦って右折を行い衝突した。なお、右折事故の当事者は全て車と自転車である。
予防方策：交差点が大きいことから、右折する際は、右折前と右折中も進路先周囲の確認を十分に行いながら右折する。
【左折事故】
要因：左折する際の安全確認が不十分のまま左折したため、左後方から進行してきた自転車に対応できなかった。なお、左折事故の当事者は全て車と自転車である。
予防方策：左折する際は、あらかじめ左側端に寄っておく。また、ミラーだけでは死角があるので、必ず自分の目で左後方や左折先の横断歩道周囲の安全確認を行う。