ワースト1:浜崎通交差点 |
交差点情報
交差点名:浜崎通交差点
住所:神戸市兵庫区浜崎通1丁目40番地
交差点付近の小学校:神戸市立兵庫大開小学校、神戸市立明親小学校
※小学校については、国土交通省「小学校区データ2023年度(令和5年度)版」等による。
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交差点の形状的特徴
南北の市道と東西の国道2号が交差する十字路の4差路交差点で、面積が大きく交差する車線数も多いです。
国道2号上には阪神高速3号神戸線の高架が重なって通っており、当該交差点はその高架下にあるため、交差点西側および東側には、阪神高速の橋脚が建っており、視認性を妨げています。
交差点東側には阪神高速柳原東行入口があり、進入路は交差点東側中央(交差点内)と国道2号東行き第4車線(交差点東側横断歩道を跨いですぐ)からの2カ所となります。
また、交差点西側中央(交差点内)はフェンスで閉じられています。
交差点の東西側には横断歩道および自転車横断帯が、南北には横断歩道のみが設置されており、とくに国道2号は道路幅員が広く横断歩道等の距離が長くなっています。
交差点の運行上の特徴
交差点には信号があり、国道2号からの右折進行が出来ないよう規制されています。
国道2号上には阪神高速3号神戸線の高架が重なって通っており、交差点西側および東側には、阪神高速の橋脚が建っているため、視認性を妨げています。
交差点南側の車線には右折専用と直進右折の車両通行帯があり、高速入口への進行車両は右折専用に、国道2号東行き車線への進行車両は直進右折の車両通行帯に並ぶこととなります。
国道2号ではトレーラーなどの大型車の混入率が高く、特に朝夕の通勤時間帯では渋滞が発生しやすいため交差点内まで滞留することがあります。
また、交差点西方にはJR兵庫駅、その周辺には商業施設、高層マンションが混在するなど人口が集中し、歩道では歩行者や自転車利用者も多く、横断歩道の利用率も高くなります。
事故情報
事故発生件数:13件
事故種別
死亡事故 | 重傷事故 | 軽傷事故 |
---|---|---|
0件 | 0件 | 13件 |
事故類型
人対車両 (1件) | ||
---|---|---|
横断中 | 横断歩道 | 0件 |
横断歩道付近 | 0件 | |
横断歩道橋付近 | 0件 | |
上記以外 | 0件 | |
その他 | 1件 | |
車両相互 (12件) | ||
追突 | 3件 | |
出会い頭衝突 | 3件 | |
左折時衝突 | 4件 | |
右折時衝突 | 右折直進 | 0件 |
上記以外 | 1件 | |
その他 | 1件 | |
車両単独 (0件) | ||
工作物衝突 | 0件 | |
転倒 | 0件 | |
その他 | 0件 |
この交差点における事故の主な要因とその予防方策
- 【事故要因】
-
この交差点では、左折時衝突事故と追突事故が多く発生しています。
左折時衝突事故は、交差点を左折し横断歩道を通過する際に、横断利用者はないものと思い込み左方の安全確認をしないまま進行したため、歩道から来た自転車に気づかず接触、また、横断歩行者が途切れたことから左方を見て発進したが、右方の安全確認を怠ったため横断歩道を横断中の自転車と衝突したものです。
追突事故は、信号待ちで停車中、右方車両が進行したことで前車も発進したものと思い込み、ブレーキを緩め発進したところ、未だ前車が停止していることに気づくのが遅れブレーキを掛けようとするもアクセルとブレーキを踏み間違えたことにより、前車に追突したものです。
また、自動車が青信号で進行中、赤信号で自転車横断帯を横断中の自転車と衝突した事故もあります(信号無視による事故、当事者が逆の場合もあります)。
- 【予防方策】
-
東進左折並びに南進左折する際は、あらかじめ道路の左側端に車両を寄せ、交差点手前ですぐに止まれるくらいまでしっかり減速し、左後方および前方を確認して出来る限り左側端に沿って左折するようにしましょう。
交差点を進行する車両は、前車の動きに注視し十分な車間距離を保つようにしましょう。
また、停止中はブレーキペダルをしっかりと踏み込むほか、サイドブレーキを活用しましょう。
なお、当該交差点は自転車利用者も多く、とくに横断中の自転車が出会い頭や左折時の事故に遭うことが多いため、ドライバーは自転車の動静に十分気をつけて運転する必要があります(交通法令の遵守および交通マナーの向上を図る)。