「スリップ事故多発マップ」を初公開

~スリップ事故防止啓発活動を実施、チラシ・ポスターも作成~

 日本損害保険協会北海道支部(委員長:桜井 淳一・損害保険ジャパン日本興亜株式会社 執行役員北海道本部長)は、北海道内で自動車のスリップ事故が発生していることを受け、事故防止に向けた啓発活動を実施します。具体的には、過去5年間でスリップ事故が多発した地点を整理したマップを公開するほか、啓発チラシ・ポスターを作成します。

 北海道は、1年間の約3分の1が雪に覆われる積雪寒冷地で、冬期間には路面凍結によるスリップ事故が発生しています。北海道警察の統計によると、昨年度冬期間(2017年11月~2018年3月)はスリップによる人身事故が909件発生しており、冬期間の運転には特に注意を要します。

 このような状況を踏まえ、スリップ事故防止に向けた啓発活動を実施します。過去5年間(2013年~2017年)の事故データを基に、スリップ事故多発地点(当該5年間でスリップ事故が3回以上発生した地点)を示した「スリップ事故多発マップ 」を今回初めて作成し、Web上で公開いたします。パソコンのほか、スマートフォンやタブレットなどのデジタルデバイスでもご覧いただくことができます。

 また、啓発チラシ・ポスターでは、冬道を安全に運転する際に特に注意すべきポイントについてイラストでわかりやすく紹介しています。北海道では、観光客をはじめ外国人の方々による自動車(レンタカー含む)の利用も多く見られることから、「中国語(簡体字・繁体字)版」と「英語/韓国語版」の2種類のチラシも作成します。チラシは北海道警察、北海道地区レンタカー協会連合会と連携した配付のほか、日本語版は損害保険会社・代理店や北海道トラック協会を、外国語版はさっぽろ観光案内所を通じて配付する予定です。ポスターは「道の駅」や高速道路サービスエリアなどでの掲示を予定しています。

 これらの啓発活動を通じてドライバーにスリップ事故防止を呼びかけていきます。

左が日本語版啓発チラシオモテ面およびポスター、右がウラ面

スリップ事故防止啓発チラシはこちらから(PDFファイル)

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