冬のスリップ事故防止を啓発チラシで訴え

~高齢者の事故データも掲載、石川県で雪道に慣れないレンタカー利用者等に注意喚起~

 日本損害保険協会北陸支部(委員長:栗田 晴可・あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 金沢支店長)では、石川県警察本部と連携して、冬期に増加するスリップ事故への注意を呼びかけるため、冬の交通安全運動(12月11日(金)~20日(日))に合わせて啓発チラシ4万3千枚を作成し、啓発活動を行います。

 北陸自動車道における冬期(10~3月)の物損事故件数は、通常期(4~9月)の2倍以上になっており、冬期の交通安全対策や雪道のスリップ事故防止は重要な課題になっています。

 当支部では2010年度からチラシを作成し、スリップ事故防止の啓発活動を実施しています。今年度は「交通事故の死者数に占める高齢者(65歳以上)の割合」について、全国と石川県のデータをチラシの表面にグラフで追加するなど、近年問題になっている高齢者の交通事故についても注意を呼びかける内容に改定しました。

 このチラシは石川県警察本部の協力のもと県内の全警察署に設置するほか、損害保険各社・代理店から契約者等に配布して広く注意を呼びかけます。

 さらに、今年度から新たに石川県レンタカー協会の協力を得て、北陸新幹線開業により増加した観光客などのレンタカー利用者に注意喚起します。また、自動車ユーザーに直接手にとってもらえるように、北陸自動車道の22箇所のサービスエリア・パーキングエリアと県内23箇所すべての道の駅にチラシを設置するなど幅広い啓発活動を推進し、交通事故削減に向けた活動を行います。

冬道安全運転5則(チラシ表面)

チラシ表面
チラシ裏面
石川県警察本部発行「いしかわの交通統計」の「北陸自動車道の現況」をもとに当支部で編集。

スリップ事故防止の啓発チラシ(PDFファイル)

【関連情報】

 当支部では、石川県内の交通事故多発交差点5箇所を掲載した「石川県交通事故多発交差点ワースト5」のチラシを作成し、交通事故の削減に向けた啓発活動を行っています。

石川県交通事故多発交差点ワースト5(PDFファイル)

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