令和元年度「いきいきシニアドライブ相談会」を開催!

石川県・石川県警と連携して、年10回、高齢ドライバーに学びと体験の場を提供

 一般社団法人日本損害保険協会北陸支部(委員長:新納 啓介・あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 執行役員 北陸本部長)では、7月2日(火) 石川県能美市の寺井地区公民館で令和元年度第1回目となる「いきいきシニアドライブ相談会」を石川県と石川県警との共催により開催しました。

 この相談会は、従来の「高齢者交通安全ゼミナール」をより有意義な内容に発展させ、昨年度から「いきいきシニアドライブ相談会」として、高齢ドライバーの交通事故防止を図ることを目的に、高齢者を対象に県内各地で実施しているものです

 相談会では、日本損害保険協会北陸支部の大平講師より、「交通事故とその責任」について、損保協会作成の各種冊子やチラシなどを用いて分かり易く解説を行った他、会場内では認知機能検査や免許の自主返納制度、運転時の健康不安などに対するカウンセリングを行ったり、ドライブシミュレーターや歩行シミュレーター等による危険予測を体験してもらいました。

 また、会場外では安全機能を搭載した車(いわゆるサポカー)に乗車して、自動ブレーキ機能を体験していただくなど、地域の高齢ドライバーにとって役に立つ多種多様なメニューを用意して、事故を起こしたり、事故に遭ったりしないよう、今後の運転や日常生活に役立てていただく機会としました。

 当日は、昨今、高齢者による痛ましい事故の報道が相次いでおり社会問題化している中で、関心が高まっているせいか、120名を超える多くの参加が有り、テレビ局や新聞社の報道機関も多数取材に来て、当日の様子が県内ニュースや紙面で広く紹介されました。

 なお、この相談会は、このような状況を踏まえ、今年度は昨年度の6回を10回に増やし、県内各地で随時開催することとしています。

 当支部では、今後も会員会社とともに行政・マスコミ等と連携し、県内の交通事故抑止に向け、交通安全啓発活動を推進して参ります。

大平講師による交通安全講話
熱心に聞き入る約120名を超える参加者
各種シミュレーター機器体験
サポカーの試乗体験
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