富山県総合防災訓練に出展して地震保険をPR

富山代協と初めて協働出展、黒部市副市長にも直接説明

 一般社団法人日本損害保険協会北陸支部富山損保会(会長:石川 能章・あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 富山支店長)および一般社団法人富山県損害保険代理業協会(会長:高木 正博)では、9月29日(日)に黒部市宇奈月中学校で開催された、富山県主催の「令和元年度 富山県総合防災訓練」に出展し、訓練参加者の地元住民に対し、地震保険の周知・啓発を行いました。

 富山県では、県の「地域防災計画」の中で、「県民に対する防災知識の普及(2)普及の内容 エ 普段からの心がけ」の項目の一つとして、「地震保険・共済への加入等の生活再建に向けた事前の備え」が掲げられていることから、その具体的取組みとして、今年度も、自治体と損保業界で連携して、地震保険に係る周知・啓発活動を行うことになったものです。

 今年度は、初めて、富山代協と協働で出展することとし、当日は、北陸支部職員1名の他、富山代協役員4名が参加し、来場者に「地震保険クイズ」を行い、回答者に対し、リーフレット「備えて安心 地震保険の話」を手交して地震保険の解説を行うとともに、地震保険のPRを行いました。

 途中、訓練の様子を視察に来られていた、災害対策本部の副本部長を務める黒部市の能澤副市長も各出展ブースを見学する中で、損保協会と富山代協のブースにも立ち寄られ、「地震保険クイズ」に丁寧に答えながら、高木会長からの説明に熱心に耳を傾け、理解を示されていました。

 富山県では、直近2018年度の地震保険付帯率が「58.6%(全国順位43番目)」と全国平均の65.2%を大きく下回り、北陸3県の中でも最も低い値となっており、まだまだ地震保険の認知度が低いと考えられることや、今回のアンケートにおいても、地震保険についての理解が十分ではない面も見受けられました。

 ついては、今後も、「代理店向け地震保険セミナー」の開催や「地震保険普及キャンペーン」の協働実施など、富山県における地震保険の普及推進の機運を高めつつ、「全国ワースト5」からの脱却を目指し、業界一丸となって、啓発活動を鋭意進めてまいります。

出展ブースの様子
能沢黒部市副市長に説明する高木会長
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