令和2年度「いきいきシニアドライブ相談会」を開催!

石川県・石川県警と連携して、年12回、高齢ドライバーに学びと体験の場を提供

 一般社団法人日本損害保険協会北陸支部(委員長:椿原 丈士・東京海上日動火災保険株式会社 金沢支店長)では、7月22日(水) 石川県金沢市の平和町会館で令和2年度第1回目となる「いきいきシニアドライブ相談会」を石川県と石川県警との共催により開催しました。

 この相談会は、高齢ドライバーの交通事故防止を図ることを目的に、高齢者を対象に県内各地で実施しているものです。

 相談会では、日本損害保険協会北陸支部の大平講師より、「出会い頭の事故への注意」や「交通事故とその責任」について、損保協会作成のチラシなどを用いて分かり易く解説を行った他、ドライブシミュレータや自転車シミュレータ、運動機能診断により、身体機能や判断力・注意力の低下等を体験したり、VR(仮想現実)であおり運転を受けた状況などを疑似体験してもらいました。

 また、会場外では安全機能を搭載した車(いわゆるサポカー)に乗車して、自動ブレーキ機能を体験していただくなど、地域の高齢ドライバーにとって役に立つ多種多様なメニューを用意して、事故を起こしたり、事故に遭ったりしないよう、今後の運転や日常生活に役立てていただく機会としました。

 今年は相談会の開催にあたり、新型コロナウィルス感染拡大の状況を鑑み慎重に検討を重ね、感染防止の対応策として、参加者数を制限し(今回の参加者数は30名)、全員のマスクの着用・3密の回避・消毒等を徹底して実施します。

 石川県内では今年に入り、交通事故による死者数が前年を上回るペースで増えている状況にあり、当支部では、今後も会員会社とともに行政・マスコミ等と連携し、県内の交通事故抑止に向け、交通安全啓発活動を推進して参ります。

大平講師による交通安全講話
会場の様子
ドライブシミュレータの体験
サポカーの試乗体験
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