石川県危機対策課と連携して地震保険をPR

石川県主催「いしかわ防災キャンペーン」で地震保険のパネル展示

 日本損害保険協会北陸支部(委員長:椿原 丈士・東京海上日動火災保険株式会社 金沢支店長)では、8月30日(日)にイオンモールかほくで開催された、石川県危機対策課主催の「いしかわ防災キャンペーン」に今年度も出展し、石川県民に対し、地震保険の啓発とPRを行いました。

 石川県では、県の「地域防災計画」の中で、地震災害対策である「住民に対する防災知識の普及」の一つとして、「地震保険への加入促進」が掲げられており、普及策を具体的に講じる必要があることから、昨年度から、県と損保協会とで連携して、本キャンペーンの中で地震保険に係る啓発とPRを行っています。

 但し、今回は、新型コロナウィルス感染防止の観点から、来場者に対する「地震保険クイズ」は行わず、地震保険のパネル展示とリーフレット「備えて安心 地震保険の話」や冊子「防災ハンドブック」等の提供のみという形で行いました。

 また、ブースでは、かほく市の協力を得て、昨年度第16回の「小学生のぼうさい探検隊マップコンクール」で防災担当大臣賞を受賞した、地元の「かほく市子ども会 高松支部 内高松子ども会『内高松子ども会』」のマップ作品の現物も展示し、「ぼうさい探検隊」の紹介とPRも併せて行いました。

 石川県では、直近2019年度の地震保険付帯率が「60.7%」と全国平均の66.7%を下回り、全国順位も41位と他都府県と比べて低い値となっており、まだまだ地震保険の認知度が低いと考えられることや、地震保険についての理解が十分とは言えない面も見受けられます。

 ついては、当協会が現在、全国的に展開している地震保険広報活動に基づき、当支部でも、大規模地震の発生に備えて県民の防災意識を高めるべく、今後も自治体の他、各県代協とも連携して、北陸3県の地震保険付帯率のアップに向けて、啓発活動を鋭意進めてまいります。

会場の雰囲気
パネルに見入る来場者
マップコンクール入選作品も展示
地元ケーブルテレビ局も取材
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