自転車シミュレータを兵庫県交通安全協会に寄贈

加古川市で寄贈式を開催、地域の自転車事故防止の一助に

 日本損害保険協会近畿支部(委員長: 中西 功・あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 常務執行役員)では、11月19日(火)、兵庫県加古川市の加古川総合文化センターの会議室で寄贈式を開催し、兵庫県交通安全協会に自転車シミュレータを寄贈しました。兵庫県交通安全協会への寄贈は2015年度・2017年度に続き3台目となります。

 当日は、兵庫県交通安全協会の黒河内 豊 専務理事、本岡 康幸 教育啓発推進部長、加古川交通安全協会の中山 章 専務理事、加古川警察署の開発 一郎 交通官、また当協会から兵庫損保会の中村 哲 会長(あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 神戸支店長)が寄贈式に出席しました。

 はじめに、中村会長から「自転車事故の防止は喫緊の課題であり、交通安全教室などでこの自転車シミュレータを活用し、地域の自転車事故防止に役立てて欲しい」と挨拶の上、目録を贈呈しました。続いて、黒河内専務理事から「兵庫県では交通事故自体は減っているが、自転車の事故は増加傾向である。そういう状況の中、子供から高齢者まで広く自転車事故防止に寄与する“強力な武器”を寄贈いただいた。これを積極的に活用し、事故防止に一層取り組みたい」との謝辞とあわせて、当協会の交通安全教育活動に対して感謝状が授与されました。また、寄贈式後は、式に参加した交通安全協会のメンバーである高齢者の方々が、自転車シミュレータの体験を行いました。

 当協会では、自動車事故の被害者保護や自動車事故の防止を支援するために、自動車損害保険賠償責任保険(自賠責保険)の運用益を活用した拠出事業を行っています。2019年度は上記事業の一環として、自転車利用者に対して、自転車の安全利用やルールの遵守等の徹底を図るため、全日本交通安全協会を通じて、兵庫県を含む10県の交通安全協会に対して自転車シミュレータを寄贈しました。

黒河内専務理事(左) と中村会長(右)
自転車シミュレータの体験
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