埼玉県損害保険防犯連絡協議会総会を開催

埼玉県警などと連携を強化し、犯罪・不正請求の未然防止に努める

 日本損害保険協会北関東支部(委員長:中川 幸生 東京海上日動火災保険株式会社 執行役員 埼玉中央支店長)では、2月15日(水)16時からさいたま市内で、平成28年度埼玉県損害保険防犯連絡協議会総会を開催し、来賓・顧問・会員など41名が出席しました。

 損害保険業界では、1979年から民事介入暴力対策および不正請求対策として、関連諸機関と連携を図り、健全な損害保険事業の運営を行うため、全国にこのような協議会を設けています。当協議会は1981年に設置され、当支部が事務局として運営しています。

 開会に際し、埼玉県損害保険防犯連絡協議会 熊木 秀 会長(東京海上日動火災保険株式会社 埼玉損害サービス部長)から、埼玉県内で柔道整復師が治療日数を水増しし施術費を請求した保険金詐欺未遂事件の検挙に対して関係各位に謝辞を伝えるとともに、「巧妙に仕組まれた偽装事故など保険制度を悪用しようとする行為は後を絶たない。今後も県警本部ならびに関係各位のご協力を頂戴しながら、業界を挙げて、不正な請求を排除していきたい。」との挨拶がありました。

 続いて、久保 毅 埼玉自動車損害サービス分科会代表幹事から当協議会の活動についての報告があり、出席者全員で、不当・不当請求、反社会的勢力の排除の決議文を読み上げ、その意思を確固たるものにしました。総会の最後に、埼玉県警察本部から、「暴力団情勢について」と「埼玉県内の交通事故の状況」についてそれぞれ講演がありました。

 総会の概要は次の通りです。

平成28年度 埼玉県損害保険防犯連絡協議会 総会式次第

(注)「埼玉自動車損害サービス分科会」は、当支部の組織です。

開会挨拶をする熊木会長
久保代表幹事による活動報告
全員で決議文宣言
講演をする宮下暴力団排除対策室長
講演をする永谷交通捜査課長
全体の様子
サイト内検索