新潟県粟島へ軽消防自動車を寄贈

13年振りに消防団の防災力向上に役立つ機材を提供

 日本損害保険協会 北関東支部 新潟損保会(会長:吉岡 敬太郎・三井住友海上火災保険株式会社 新潟支店長)では、2017年度に全国の離島に寄贈する軽消防自動車(※) 7台のうちの1台が新潟県粟島浦村に配備されることから、3月9日(金)にその受納式が行われました。

 受納式では、北関東支部の木舟事務局長から本保 建男粟島浦村長に目録およびレプリカキーを贈呈しました。

 明治22年村政施行した粟島は、およそ5,000年前から人が住んでいると言われる歴史ある島。しかしながら、明治時代の3度の大火など集落を焼き尽くすような大火事に繰り返し見舞われており、村長以下島民の防火・防災への意識は非常に高いものがあります。

 常備消防がない同島では、更新期を大幅に超過した消防設備が消防団員によって大切に利用されており、当協会から13年振りの寄贈となる軽消防自動車は村の消防・防災力の向上に大いに役立つと歓迎されました。

 今回寄贈した軽消防自動車は、軽四輪駆動車をベースとしており、狭い道路や悪路での走行にも向いているため、火災発生時に機動性を発揮します。また、高齢者や女性にも取り扱いやすい全自動小型動力ポンプを搭載しており、迅速な消火活動や普段からの巡回・予防活動への貢献が期待されます。

本保村長へレプリカキーの贈呈
本保村長の挨拶を聴く受納式参加者
来賓と共に記念撮影

(※)軽消防自動車の寄贈事業

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