埼玉県で保険犯罪防止セミナーを開催

レッカー・代車費用に関する不正請求事例対応について

 日本損害保険協会 北関東支部委員会(委員長:川地 邦夫・損害保険ジャパン日本興亜株式会社 埼玉業務部長 兼 千葉業務部長)で、10月3日(水)に大宮ソニックシティで保険犯罪防止セミナーを開催しました。本セミナーは、損保業界の不当・不正請求に対する態勢の強化を図ることを目的として、損保社員を対象に各地で開催しています。当日は、「レッカー・代車費用に関する不正請求事例対応について」とのテーマで、竹内総合法律事務所の 竹内 貴康 弁護士から講演があり、損保各社の社員等30名が出席しました。

 近年、一部の悪徳業者によるレッカー・代車費用の不正請求が頻発しており、今回のセミナーは、その対策として損保各社からの要望により開催されたものです。

 講演では、複数の不正請求事例が紹介され、それに対する具体的な調査や対応方法等について詳しい解説がありました。竹内弁護士は、「1件の不正の背後に、10件の不正がある。まずは不正請求を発見すること、違和感を持つことが大切。」と話し、普段から情報収集・分析をし、不正に対してのアンテナを張ることの重要性を訴えました。

 セミナーの受講者からは「具体例に沿ってポイントを解説していただきわかりやすかった」「今後もセミナーを継続してほしい」等の感想がありました。

 北関東支部では、今後も保険金の不正請求を防止する活動に継続して取り組んでいきます。

開会挨拶をする川地委員長
セミナー講師の竹内弁護士
会場の様子
サイト内検索