福岡県損害保険防犯対策協議会筑豊部会総会を開催

筑豊地域の各警察署と不当不正請求根絶に向けた連携を確認

 一般社団法人日本損害保険協会九州支部(委員長:三島 謙一・あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 執行役員)では、1月28日(火)16時00分から飯塚市の「のがみプレジデントホテル」で、福岡県損害保険防犯対策協議会筑豊部会第39回定期総会を開催し、来賓・顧問・会員など40名の出席がありました。
 開会に際し、福岡県損害保険防犯対策協議会筑豊部会の横山 和広 部会長(あいおいニッセイ同和損保社福岡支店 理事支店長)から、この間の関係各位の支援・協力への感謝の意を表明するとともに、「関係機関・団体と連携し、不当不正請求・民事介入暴力の排除と保険犯罪の防止に向けて、一層の努力をして参りたい。」との挨拶がありました。
 次に、来賓からご祝辞のお言葉をいただき、福岡県飯塚警察署の小久井 信行 署長からは、「警察および関係各位の暴力団対策へのご協力により筑豊地域の治安は近年良くなってきているが、更なる取り組みを続けていきたい。」と挨拶がありました。
 また、続けてご挨拶いただいた福岡県弁護士会民事介入暴力対策委員会の小川 威亜 委員長からは暴力団関係者への損害賠償請求にかかる裁判等、被害者と戦っていることがあり、福岡県損害保険代理業協会筑豊支部の久家 渉 支部長からも「保険会社と情報共有しながら適正な保険金支払いへの対応を進めていく」との損害保険代理店における一層の取り組み推進の決意表明がありました。
 次に、本部会の長尾 代表幹事(あいおいニッセイ同和損保社)から、筑豊地区を拠点にした偽装事故による保険金詐欺グループの摘発・グループ解体、偽装事故による保険金詐欺グループの逮捕・摘発、特殊工具を使用した連続自動車窃盗事件の検挙、交通事故を偽装した保険金詐欺グループの逮捕など、保険金詐欺事件検挙にご尽力いただいていることへ感謝が述べられ、「今後とも警察等関係機関との連携強化を図り、損害保険業界一丸となって悪に屈せず適切な保険金支払いを行っていく」旨の決意表明および報告がありました。
 続いて行われた講演では、福岡県警察本部暴力団対策部組織犯罪対策課の飯盛 貴之 暴力団排除対策官から、暴力団情勢、壊滅作戦と検挙状況、企業対象暴力への対応方法など、事例ビデオを交えた講話がありました。
 講演後は、本部会の佐藤 代表幹事(三井住友海上社)から決議文の読み上げがありました。
当協会九州支部では、福岡県警察本部や関係諸機関・団体と連携し、民事介入暴力対策および不当不正請求対策を進め、健全な損害保険事業の運営を通じた地域の安全・安心に貢献してまいります。なお、総会の概要は次の通りです。

福岡県損害保険防犯対策協議会 筑豊部会第39回総会 式次第

1.主催者挨拶
2.来賓紹介
3.来賓ご祝辞
4.経過報告および今後の取り組み方針
5.講演
6.決議文採択
横山部会長による開会の辞
小久井署長の挨拶
小川委員長の挨拶
久家支部長の挨拶
長尾幹事による経過報告等
飯盛暴力団排除対策官による講演
佐藤幹事から酒見刑事管理官へ決意表明
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