上球磨消防組合消防本部へ高規格救急自動車を寄贈

~救急搬送へのニーズが高まるなか、寄贈はこの上ない喜び~

 一般社団法人日本損害保険協会九州支部熊本損保会(会長:西村 拓浩・東京海上日動火災保険株式会社理事・熊本支店長)では、上球磨消防組合消防本部(組合長:吉瀬 浩一郎 氏)に対し、高規格救急自動車を寄贈し、12月24日(木)同本部庁舎において受納式が開催されました。

 当協会では、自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)の運用益を活用した自動車事故の被害者救済支援事業の一つとして、1971(昭和46)年度から救急自動車の寄贈事業を実施しております。2020年度に当協会から全国に寄贈する高規格救急自動車5台のうちの1台が、上球磨消防組合消防本部に配備されることが決定したため受納式が開催されたもので、上球磨消防組合長の 吉瀬 浩一郎 氏(多良木町長)をはじめ、組合に参加する3町村長や組合議員の方々が参加されるなか、厳粛に式典が行われました。
 式典では、日本損害保険協会九州支部 山本事務局長から吉瀬組合長に対して目録およびレプリカキーの贈呈ののち、山本事務局長から、先の令和2年7月豪雨の被災者へのお見舞いとともに、今回の救急自動車の寄贈に関し「高規格救急自動車が、その性能を十分に発揮していただき、地域住民の生活の安全・安心に寄与することを祈念している。」と挨拶がありました。
 これを受けて、吉瀬組合長から、「当組合への消防自動車および救急自動車の寄贈件数は組合発足以来4回目となる。人口減少が進み、財政状況が厳しいなかにおいて、高齢化のため救急件数は増加の一途を辿っており、救急へのニーズは高まっている。そのようななかでの高規格救急自動車の寄贈はこの上ない喜びである。」との謝辞がありました。
 熊本損保会は今後も地域の安全・安心の向上のための社会貢献活動を行っていきます。

山本事務局長挨拶
吉瀬組合長(多良木町長)挨拶
寄贈車両の前で記念写真
寄贈車両
サイト内検索