宇和島市日振島へ軽消防自動車を寄贈

日振島には初めての車両寄贈、地域の消防力強化・拡充に貢献

 日本損害保険協会四国支部愛媛損保会(会長:家市 健司・三井住友海上火災保険株式会社愛媛支店長)では、2017年度に全国の離島に寄贈する軽消防自動車(※)7台のうち1台が愛媛県宇和島市消防団日振島分団第2部へ配備されることになったことから、1月31日(水)に宇和島市役所で受納式が行われました。

 当日は、所用により家市会長が欠席となったことから、家市会長の代役として、四国支部の片岡事務局長から、宇和島市の岡原 文彰 市長に寄贈目録とゴールデンキーを贈呈しました。
 寄贈挨拶文の代読において、片岡事務局長からは、「この軽消防自動車が地域の皆様の安心のよりどころとなり、万が一の災害や事故発生の際に、その性能をいかんなく発揮して、地域住民の方々の生命と財産を守ることが出来るよう祈念いたします。」と挨拶しました。

 これに対し、岡原市長からは、「市の財政状況が厳しい状況においては、島の防災設備の拡充もなかなか困難な状況においては、今回の日振島への軽消防自動車の寄贈は大変有難く感謝している。この度、寄贈いただいた軽消防自動車は、狭い道路や悪路での走行に向いているということであり、島内でこの軽消防自動車をフル活用して、島民の安全・安心を守りたい。」旨の謝辞があり、当協会に対し、感謝状が贈呈されました。

 また、式典終了後に、早速、寄贈した軽消防自動車がフェリーで日振島に搬送され、クレーンで吊り上げたうえ島に到着し、無事に同分団第2部の詰所に格納されました。島の代表者からは、「災害での緊急事態の際は島民だけで対処しなければならず不安感が有るので、消防車が配備されたことによる安心感は大きい。」旨のコメントがありました。

(※)軽消防自動車の寄贈事業

左:岡原市長、右:片岡事務局長
搬送はクレーンで吊り上げ
分団の詰所に格納
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