南海トラフ巨大地震に備えて徳島県で地震保険を啓発!

~徳島代協と連携してクイズによる地震保険啓発を実施~

 一般社団法人日本損害保険協会四国支部(委員長:吉田 修・あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 執行役員四国本部長)では、徳島損保会(会長:金田 純一・同社徳島支店長)と一般社団法人徳島県損害保険代理業協会(会長:山本 高弘)とで連携して、10月27日(日)に徳島県立防災センターで開催された「とくしま防災フェスタ」に出展し、徳島県民に対し地震保険の周知・啓発を行いました。

 本フェスタは、とくしま地震防災県民会議と徳島県が「南海地震発生時の死者ゼロ」を目指して、広く県民が地震防災への関心を高め、実践的な防災活動へつなげるために開催したもので、四国支部では第1回目の2007年から出展し、今回で13回目となります。

 当日は、損保会社から金田徳島損保会長ほか2名、四国支部職員2名、徳島代協会員10名計15名が参加し、屋外ブースで来場者に対し、大人には「地震保険に係るミニクイズ」(292名参加)、子どもには「あんしんクイズ」(234名参加)を行い、回答者に解説を行うとともに、大人には地震保険のPRも行いました。

 徳島県では、2018年度の地震保険付帯率が74.7%(全国平均65.2%)と高いものの、ミニクイズ参加者の回答(下記参照)を見ると、地震保険は、「地震、噴火またはこれらによる津波を原因とする損害を補償する保険であること」や「火災保険とセットで加入する必要がある」ことは概ね認識されていましたが、「補償内容や保険料がどこの保険会社でも同じ」であることを知らない方は多く、地震保険についての理解は必ずしも十分でない面も見受けられました。

 

「地震保険に係るミニクイズ」の質問

正誤

正解率(%)

1

地震保険は、地震、噴火またはこれらによる津波を原因とする損害を補償する。

65.8

2

地震保険は、火災保険とセットで加入する必要がある。

68.5

3

地震保険の対象は「建物」と「家財」である。

64.0

4

地震保険は、住宅の再建を目的とした保険である。

×

37.3

5

地震保険の補償内容と保険料は、どこの保険会社でも同じである。

27.1

 当協会が現在取組んでいる第8次中期基本計画では、「地震保険の普及促進」が重点課題の一つになっており、南海トラフの巨大地震に備えて、当支部は、引き続き各県代協等と連携して、四国4県の地震保険付帯率アップに向けて啓発を進めてまいります。

[当日のブースの様子]

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