産官学民で考える「高齢者交通事故防止シンポジウム」(サポカー試乗体験含む)を香川大学で初めて開催し、239人が参加!

 一般社団法人 日本損害保険協会 四国支部(委員長:吉田 修/あいおいニッセイ同和損害保険株式会社執行役員四国本部長)では、産官学民で考える「高齢者交通事故防止シンポジウム」(サポカーの試乗体験含む)を香川大学との共催で高松市の香川大学内で初めて開催しました。当日はサポカーの試乗体験に71人、シンポジウムには239人もの方に参加いただきました。なお、当日は香川大学生10名のボランティアの方に当日の運営を協力してもらいました。

■日 時
■場 所
■主 催
■後 援
■司 会
■挨 拶

■内 容

<第1部>基調講演


昭和から令和にかけて社会構造・交通環境の変化や高齢者事故の特徴、課題と対策等について説明があり、ドライバーは「止まる、見る、待つ」を心掛け、歩行者は外出時に反射材を身に付けることについて呼び掛けた。



マイカー社会を見直し、自動運転走行と既存の公共交通機関動を活用した高松MaaS(Mobility as a Service)の実現こそが香川県を交通安心県とするための手段であり、高松MaaSを実現するためには確実な事業継続性の確保の保障といったハード面と「どのような地域を作っていくのか」という住民の意識であるソフト面が課題であることを訴えた。


 本シンポジウム後、会場からは「MaaSの効果が高松市以外の地域では浸透しないと思われるが対策はあるのか」「交通事故死者数が平成24年、25年は下がっているが、その要因は何か」「おもてなシートは非常に良いアイデアだ」などの質問や感想が複数寄せられ、盛況裡に終了しました。

 参加者アンケートの結果、サポカーの試乗体験では「大変満足」「満足」が85%以上、シンポジウム基調講演では85%以上、パネルディスカッションでは95%以上の方から「わかりやすかった」「役に立った」と概ね高い評価をいただき、また、フリーアンサーでは以下のような意見が多く寄せられました。

<サポカーの試乗体験に対する主な意見>

<シンポジウム(基調講演・パネルディスカッション)に対する主な意見>

サポカー試乗体験
VR体験車の試乗
開会挨拶 金杉損保会長
開会挨拶 筧学長
開会挨拶 西原副知事
基調講演 岡田交通部長
基調講演 肥塚教授
パネルディスカッションの様子
閉会挨拶 菊池事務局長

 当支部では、今後も各自治体や大学等と連携して、こうしたシンポジウム等を通じて高齢者や自転車の交通事故防止に関する情報提供を行い、地域防災力の向上に貢献していきます。

※本模様は、当日、RNC西日本放送、KSB瀬戸内海放送、岡山放送で報道され、2月17日に四国新聞、讀賣新聞に掲載されました。

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