福島大学で連続講座を開講

~経済経営学類の3・4年生を対象に「リスクマネジメント」論~

 日本損害保険協会東北支部(委員長:財部 剛・東京海上日動火災保険株式会社常務執行役員)では、10月6日(木)、福島大学(福島市金谷川)経済経営学類で3・4年生を対象にした連続講座「リスクマネジメント」を開講しました。

 この講座は東日本大震災の翌年2012年から開始され、今年で5回目になります。冒頭、講座の担当教官である同大学の奥本英樹教授からリスクマネジメントを学ぶ意義について挨拶があり、協会職員がガイダンスと損害保険の概要を説明する講義となりました。当日は学生50名ほどが出席。ドイツやブラジルからの留学生も含まれ、国際色のにじみ出た雰囲気の教室となりました。

 講座では、リスクマネジメントの基礎知識や、日常生活を取り巻く様々なリスクを踏まえた自動車保険等の実務を講義するほか、損保業界のグローバル対応や、保険販売の現状、損害保険会社の経営などを幅広く学んでもらうカリキュラムとなっています。講義は10月から来年2月まで毎週1回(計15回)の予定で、講師は損保協会職員や損害保険会社、代理店の社員がつとめます。

 昨年、それまでの講座開催の実績を基に、損保協会と福島大学との間で寄附講座に関する正式な契約書が締結され、学生が危険・損失の不確実性を学び、損害保険が果たす経済的役割と、社会人への備えとして保険の基本的な知識を習得することが確認されています。

<挨拶する奥本英樹教授>
<講義する損保協会職員>
<講義に聞き入る学生>
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