マンション管理基礎セミナー(仙台)で講演

~マンション共用部分に地震保険を付ける重要性を強調~

 日本損害保険協会東北支部(委員長:財部 剛・東京海上日動火災保険株式会社常務執行役員)では、11月13日(日)に仙台市で開催された、マンション管理支援ネットワークせんだい・みやぎ主催の「マンション管理基礎セミナー」で講演し、マンションのリスクに備える保険について説明しました。

 このセミナーは、マンションの区分所有者、管理組合役員、居住者の方などを対象に、マンションの管理・運営に関する情報提供を行うため開催されたもので、宮城県内のマンション管理組合の役員など約180名が参加しました。

 東北支部事務局から、マンションにも火災や自然災害など様々なリスクがあり、時として大きな損害になる実態を説明し、経済的備えとしての損害保険(火災保険など)の主な補償内容と契約方法を解説しました。特に地震災害では、マンションの主要構造部に大きな損害が発生する可能性があり、被災後の補修での住民合意の難しさを考えると、マンション共用部分に地震保険も契約しておくことが極めて重要であることを強調しました。

 毎年開催されているこのマンション管理基礎セミナーで損害保険が取り上げられたのは今回が初めてのことで、マンション関係者の関心も高く、参加者からはマンションの管理に伴う賠償責任の問題などについても質問が寄せられました。

<マンション管理組合の取組みの重要性を説明>
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