SNS等を通じた保険金詐欺への関与にご注意

最近、複数の会員会社における保険契約において、SNS上でのやり取りをきっかけとした、いわゆる闇バイトと呼ばれる違法なアルバイトや副業を勧誘する手口により、保険金詐欺に加担させられるケースの発生を確認しています。

具体的には、LINEオープンチャットやX(旧Twitter)などを通じて、「保険金を簡単に受け取れる」などと勧誘し、短期間に複数社の傷害保険等に加入させて、実際には負っていないケガで保険金を請求させるなどの保険金詐欺行為を行わせるケースが発生しています。中には、“サポート費”と称して数十万円程度の金銭を前払いさせられたうえで、保険金詐欺行為を指南・指示されるケースも確認しています。

被害のイメージ
被害のイメージ

保険金詐欺は重罪です。刑事罰の対象となるほか、民法上の損害賠償責任を負う可能性があります。保険金詐欺を指南することはもちろん、指示に従って故意に虚偽の事故や損害を申告し保険金を請求すること、指示等の有無にかかわらず故意に不正な保険金を請求することも刑事罰の対象となります。

万が一このような行為に加担している可能性がある場合は、速やかに契約した損害保険代理店や損害保険会社へご相談ください。
なお、当該保険金請求が保険金詐欺であることが確認された場合は、各保険会社において警察への相談、刑事告発も検討します。

犯罪に巻き込まれることがないようくれぐれもご注意ください。

もし不審な勧誘や指示を受けた場合は、絶対に保険契約や保険金請求手続きは行わず、警察相談専用電話(「#9110」番)または消費者ホットライン(188)へご相談ください。

当協会では引き続き、警察庁、国民生活センターなどの関係各所と連携し、消費者のみなさまのSNS等を通じた保険金詐欺への関与防止に努めます。

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更新:2025.10.03(損害サービス企画部 保険金不正請求対策室)

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