タイ損保協会自動車保険調査団が来訪
~自動車保険金支払い適正化の取組みを調査~

 日本損害保険協会(会長:鈴木 久仁)では、7月13日(月)から15日(水)までタイ損保協会自動車保険調査団の来訪を受け入れ、当協会の組織、運営、活動等について説明のうえ意見交換を行いました。当協会からは堀 政良 専務理事、深田 一政 常務理事、大熊 孝 国際部長らが参加しました。
 今回の来訪は、昨年9月にバンコクで、当協会と公益財団法人損害保険事業総合研究所が共催で開催した「ISJ海外セミナー」において、株式会社自研センターや当協会医研センターの自動車保険金支払い適正化の取組みを紹介したことがきっかけとなり、実現したものです。

 当日、調査団からは、今回の来訪受入れに対する謝意が表せられ、「タイの損保業界にとって自動車保険は重要な種目であり、今回の調査で日本の保険金支払適正化の取組みを学び、自研センターのような仕組みを作り、また医研センターで行われているような医療研修を充実させたい」との意向が述べられました。また調査団メンバーのうち、タイ損保協会のノパドン・サンティパコーン事務局長とキディー・アナンシリプラパー専務理事の2名がISJ卒業生であることに触れ、ISJを含むこれまでの日本からタイへの知識・経験の提供に対しても謝意が表せられました。

 滞在期間中一行は、自研センター、当協会医研センターを訪問し、保険金支払適正化の取組みを調査しました。また、タイでは自動車保険料の自由化が検討されており、料率算出に対する関心も高いことから、損保料率機構も訪問し堀本 修平 専務理事らと面談し、組織、業務の概要について説明を受けています。

当協会役員と
医研センターでの説明
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