損保協会がインドネシアの保険フォーラムに参加
~保険詐欺に対する日本の取組みを紹介~

 一般社団法人 日本損害保険協会(会長:原 典之)では、大坪国際企画部長が、10月11日から14日までインドネシア・バリで開催された保険フォーラムである「第23回インドネシア・ランデブー」にパネリストとして参加しました。

 今回のフォーラムは保険詐欺対策を主要テーマとしており、損保協会からの参加はインドネシア損保協会(AAUI)から「日本での情報交換等の取組みを披露されたい」との要請を受けたものです。大坪部長によるプレゼンテーションでは、情報交換制度の概要・フロー、鑑定人・アジャスター教育、各都道府県警との連携の必要性、社会悪としての保険金詐欺の撲滅の必要性とそれに向けた取組みが説明されました。

 セッションでは、情報管理会社から経済的な観点からの保険詐欺実行者の特定等に係る説明がありました。また現地の保険監督当局(OJK)からは、保険金詐欺に限らず、保険会社の内部不祥事や代理店不祥事等についても、業界が一体となった対応が重要課題であることが示されました。

 両国にとって重要課題である保険詐欺防止に対する取組みを共有できたことが両国業界の関係強化の一助になりました。

パネルディスカッションを行う大坪部長(写真左端)
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