2021年交通事故医療に関する研究助成「研究報告会」を実施

妊婦の特性および交通外傷と研究成果について

 日本損害保険協会(会長:舩曵 真一郎)では、医療の進歩発展を促進し、被害者の早期社会復帰に寄与することを目的として、交通事故医療に関する研究助成を1994年度から自賠責保険の運用益を活用し行っています。本研究助成は年1回公募し、学識経験者で構成される選考委員会による厳正な選考のうえで助成対象者を決定しており、2021年度までの採択件数は合計916件にのぼっています。
 本研究助成で採択された研究内容は年1回報告する機会を設けており、今年は2018年度に採択された「妊娠子宮に対する自動車運転時のシートベルト装着による物理刺激が子宮および胎児胎盤に与える影響」について、研究代表者である東京慈恵会医科大学の佐村教授から報告をいただきました。
 会場の参加者から20を超える質問が寄せられ、また、アンケートでも9割以上の方が「十分満足」と回答いただき、盛況裡に終了しました。
 損保業界では、今後も本助成活動を通じて医療の発展促進と被害者の早期社会復帰につながる活動を推進してまいります。

■日 時:10月15日(金)13:30~16:30
■場 所:全国都市会館2階大ホール
■参加者:損害保険会社の損害調査担当者85名
■講 師:東京慈恵会医科大学 産婦人科学講座 教授 佐村 修 先生
■テーマ:「妊婦の特性および交通外傷と研究成果について」

多くの損保関係者が参加
教授 佐村 修 先生
活発な質問風景

更新:2021.10.20

サイト内検索