自主防災組織研修会
2018年度 地域防災力向上取組みin大阪

●日時:2019年2月21日(木)10:00~17:00
●会場:稲むらの火の館・津波防災教育センター
●参加者数:28名(大阪府高石市の自主防災組織リーダー)
●主催:高石市・大阪府・日本損害保険協会近畿支部
●開催趣旨:地震保険の普及および地域防災力の強化

稲むらの火の館・津波防災教育センター(和歌山県広川町)の見学

●概要:
・津波の恐怖や避難の大切さに関する映像および稲むらの火(※)や濱口梧陵に関する映像を3Dシアターで鑑賞したほか、津波発生のメカニズムや防災の基本をシミュレーションやゲームで学びました。
※1854年の安政大地震の津波の際、稲むら(稲束を積み重ねたもの)に火を放ち、この火を目印に村人を誘導して、安全な場所に避難させた。

稲むらの火の館の見学

講演

地震・津波に備えた私たちにできる対策 ~高石市での事例~

●講師:此松 昌彦教授(和歌山大学災害科学教育センター長)
●概要:地域の災害リスクおよび地域コミュニティの役割について、以下のとおり解説がありました。
・大阪府高石市の災害リスクについては、此松先生の専門分野でもある地質学の観点から地形図を用いて「地形や地盤によって地震の揺れやすさは異なるため、自分が住むエリアの地形等を知ることが重要」
・地域コミュニティの役割については、自主防災組織の重要性について言及したうえで「自主防災組織は行政に頼りすぎることなく活動することが大事」

此松先生の講演
会場の様子

地震保険への加入の呼びかけ

●概要:
大阪府の地震保険付帯率が全国平均を下回っていることを説明し地震保険の概要、加入方法、支払われる保険金等について解説して参加者に地震保険への加入を呼びかけました。

地震保険の説明

講師等の肩書きはイベント開催当時のものです。

更新:2019.10.18(業務企画部 啓発・教育・防災グループ)

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