愛知県で自動車盗難対策研修会を開催

盗難車を使用した実演により窃盗手口を解説

 日本損害保険協会中部支部(委員長:木村 岩雄・東京海上日動火災保険株式会社 常務執行役員)は、10月3日(月)、名古屋市で、自動車盗難対策研修会を開催しました。当日は、損保各社社員及び愛知県警察19名が出席しました。

 2016年の愛知県の自動車盗難認知件数は1,349件(暫定値・前年同期比▲38.8%)と大幅に減少し、全国ワースト4位になりましたが、毎月100件以上のペースで決して少なくはありません。
 愛知県では、プリウス、ランドクルーザー、レクサスLSの3車種に被害が集中しています。これは窃盗グループが特定の車種を狙って犯行を繰り返していることによるものと考えられています。
 本研修会では、実際に盗難されたプリウスを使用して、実演による窃盗手口の解説がありました。出席者は、初めて聞く話に熱心に耳を傾けていました。
 また、会場には、部品が抜き取られた盗難車や証拠隠滅のために放火された盗難車が展示され、熱心に盗難車をのぞきこむ出席者も多く見受けられました。

 当支部は、愛知県内の自動車盗難の撲滅に向けて、今後もこうした取組みを進めてまいります。

専門家による犯行手口の解説(その1)
専門家による犯行手口の解説(その2)
部品が抜き取られた盗難車
証拠隠滅のため放火された盗難車
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