2020.01.21

三重損害保険防犯対策協議会(会長：松下　守・あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 三重支店長)は、1月16日（木）に第39回三重県損害保険防犯対策協議会総会を開催し、来賓・顧問・会員など34名の出席がありました。

開会に際し、松下会長から、日頃からの関係各位の連携・協力に謝辞を伝えるとともに、「保険金詐欺や不正請求防止に向けて、業界共通のデータベースの整備・高度化が重要であり、今後も三重県警察本部をはじめ関係者と一致団結して犯罪の予防と、損害保険事業の健全な発展を図っていきたい」との挨拶がありました。

顧問である三重県警察本部刑事部組織犯罪対策課 永井 宏明 課長からは、三重県内の暴力団構成員の状況が紹介されるとともに「市民生活の安全確保に向け、強力な取り締まりを続けているが、暴力団組織の弱体化には、社会全体が暴力排除を掲げることが重要である。今後も緊密に連携していきたい」と挨拶がありました。

その後、出席者全員で、暴力を排除し暴力団との交渉は断固拒否すること、および犯罪の未然防止に努め、警察活動に積極的に協力すること等の決議文を読み上げ、その意思を確固たるものにしました。

続いて、三重県警察本部刑事部組織犯罪対策課 近藤　孝男 課長補佐の「暴力団情勢等について」と題した講演では、三重県内での反社会的勢力の現状と不当要求への対策について説明がありました。

当支部は、今後も引き続き、三重県警察本部等と連携して、保険犯罪や不正請求の防止に向けて取り組んでまいります。