広島市と地域防災リーダー研修会を開催

防災気象情報に関する講演と災害図上訓練DIGを実施

 日本損害保険協会中国支部(委員長:嶋津 智幸・三井住友海上火災保険株式会社執行役員 中国本部長)では、2月3日(土) に広島市役所本庁舎講堂で、広島市と共催で地域防災リーダーを対象とした研修会を開催し、地域の中心となって防災活動を行う防災士や自主防災組織の幹部等約80名が受講しました。

 研修会は二部構成で実施し、第一部として広島地方気象台の 上吹越 隆敏 調査官から、「防災気象情報とその利用」をテーマに講演があり、気象庁から公表される警報・注意報・情報といった防災気象情報の活用方法等について説明がありました。
 続いて第二部として山口大学の 瀧本 浩一 准教授を講師に招き、演習「災害図上訓練DIG~地震編~」を実施しました。広島県で大規模な地震が発生したと仮定して、6人程度のグループに分かれて受講者が住む地域の地図に危険と思われる箇所を書き込みながら、避難経路等についてディスカッションを行うことで、災害図上訓練の実施方法を学びました。

 研修会終了後のアンケートでは、第一部の講演について「気象情報は毎日得るものであり興味深かった」等の声が寄せられ、第二部の演習については「今回学んだことを基本に自分の地域で実行したい」等の声が寄せられ、内容の満足度について「参考になった」という声が9割以上を占めました。

 当支部では、今後も広島市と連携し、自然災害への備えに関して普及・啓発活動を行っていきます。

広島地方気象台上吹越調査官による講演
災害図上演習DIGの様子
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