「チャレンジ・ザ・交通安全」で高齢者事故防止呼びかけ

札幌地区トラック協会札幌北支部等と連携

 日本損害保険協会北海道支部(委員長:桜井 淳一・損害保険ジャパン日本興亜株式会社 執行役員北海道本部長)では、7月19日(木)に札幌市のシャトレーゼガトーキングダムサッポロで開催された「チャレンジ・ザ・交通安全」で、高齢者に交通事故防止の注意喚起を行いました。

 このイベントは、札幌地区トラック協会札幌北支部と札幌方面北警察署が主催し、交通事故ゼロの社会の実現に向け、特に交通事故に遭ってしまいやすい高齢者に対し交通安全を呼びかけることを目的としているもので、12回目となる今回は約230名が参加しました。

 北海道警察によれば、昨年、北海道の交通事故死者の約半数が65歳以上の高齢者でした。また、今年は6月30日(土)時点で死者数は62人(前年比+3人)にのぼり、このうち35人(約56%)が65歳以上の高齢者です。

 このような状況を踏まえ、北海道交通安全協会との連携のもと、加齢に伴い低下する「認知・判断・行動」の機能についてゲーム感覚で向上を図ることができる機器「クイックアーム」を用意し、ブースに訪れた来場者に楽しみながら取り組んでいただきました。来場者からは「もうすこし速くできるものと思っていた。測定結果を踏まえ、気をつけたい」とのコメントが寄せられました。

 また、当協会作成の事故防止啓発動画も合わせて放映し、「クイックアーム」の列に並んで待っている間にも視覚的にわかりやすい形式での啓発活動も実施しました。

 当支部では、今後も北海道内の関係機関・団体などと緊密な連携を図り、高齢者交通事故防止に向けた普及啓発に取り組んでいきます。

「クイックアーム」を楽しむ来場者と当支部小島職員

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