北海道と「自転車の安全利用の促進に関する連携協定」を締結

啓発機会の拡大で自転車事故防止対策を推進

 日本損害保険協会北海道支部(委員長:北 英敏・東京海上日動火災保険株式会社 常務執行役員)は、3月16日に北海道と「自転車の安全利用の促進に関する連携協定」を締結しました。
本連携協定では、自転車の安全利用の取組を促進することを目的に、(1) 北海道自転車条例の周知に関すること、(2) 保険の情報提供及び加入の促進に関すること、(3) 交通安全教育の取組に関すること、(4) その他交通安全全般に関することについて相互に連携して取り組んでいくこととしています。

 北海道では2018年4月に「北海道自転車条例」を施行し、自転車利用者や事業者に対し、万一の事故に備え、損害賠償保険等への加入促進に取り組んでいます。

 日本損害保険協会では、交通事故の削減に向けた取組の一環として、自転車事故の防止活動を行っており、自転車事故の実態や安全な乗り方と事故への備えをまとめた冊子「知っていますか?自転車の事故」、チラシ「知っていますか?自転車の事故と備え」、動画「自転車を取り巻くリスクとその責任」などを作成し啓発活動を行っているほか、自転車安全教室での講演、自転車シミュレータの寄贈などの取組を行っています。

 本連携協定の締結により、北海道と日本損害保険協会北海道支部が連携して効果的に取り組むことで、これまで以上に啓発機会の拡大が見込まれることから、自転車の安全利用と万一の事故への備えについての認識向上など、自転車事故防止対策を一層推進していくことといたします。

締結式の様子

更新:2021.03.18

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