北陸3県で初めて警察に感謝状を贈呈

~保険金詐欺事件で犯人を検挙した富山県警察本部交通部交通指導課と富山西警察署に~

 富山県損害保険防犯対策協議会(会長:石原 正幸・あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 富山支店長)は、3月8日(火)、富山県警察本部交通部交通指導課と富山西警察署に感謝状を贈呈しました。

 これは、2014年5月下旬頃に富山市で発生した交通事故の偽装等による一連の保険金詐欺事件の犯人グループを検挙したことで、社会公共性の高い損害保険事業の健全な運営に多大な貢献をした功績を称えたものです。

 同協議会では不正請求排除に向けた取り組みの中で、近年警察との連携強化を図っています。保険会社が警察に相談を行い、警察の捜査により逮捕・立件に至ったことは、犯人グループの今後の犯罪を途絶したのみならず、保険金詐欺の抑止にもつながるものです。

 当日は、当協議会の石原会長から「北陸3県の中で感謝状を贈呈する事例は初めてであり、大変感謝している。」と謝辞を述べ、富山県警察本部交通部交通指導課の津田 良夫 課長と、富山西警察署の福田 敏彦 署長に感謝状を贈呈しました。
富山県警察からは「事件を解決して感謝されることは、警察にとって大きな励みになる。今後も引き続き損保業界と連携して、犯罪者に対して断固とした態度で臨んでいく」と決意が述べられました。

 その後の懇談では、損保業界が行っている不正請求排除に向けた各種取組み等について富山県警察と意見交換を行いました。

※損害保険業界では、1979年から民事介入暴力団対策および不正請求対策として、関連諸機関と連携を図り、健全な損害保険事業の運営を行うため全国にこのような協議会を設けています。
富山県損害保険防犯対策協議会は1982年に設置され、当支部が事務局として運営しています。

(左)から福田署長、石原会長、津田会長
富山県警察と意見交換を行う石原会長
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