富山県警と富山損保会とで協定を締結

高齢者の交通事故防止を目的とした取組に関して
単独での協定締結は「全国初」

 一般社団法人日本損害保険協会北陸支部富山損保会(会長:石川 能章・あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 富山支店長)では、この度、富山県警察本部 交通部との間で「高齢者の交通事故防止を目的とした取組に関する協定」を締結しました。
 都道府県警察と損保協会支部組織との単独での協定締結は、「全国初」となります。

 北陸支部では、第8次中期基本計画を踏まえ、各県における高齢者交通事故の防止と県民の安全・安心を提供すべく、各県警との連携を強化していますが、特に、富山県では、一昨年に65歳以上の交通死亡事故が急増したことを踏まえ、昨年の秋からこの冬にかけて、交通安全運動期間を中心に、タレントの厚切りジェイソンさんをキャラクターとした富山損保会と富山県警との「交通事故防止共同キャンペーン」を大々的に展開し、9月には、イオンモール高岡で、同氏を招いた「交通安全フェスティバル」を共同開催しました。

 今般、こうした富山損保会における高齢者交通事故防止への真剣な思いと姿勢が富山県警に評価され、今後も双方の連携による効果拡大の取組みを継続していくということで、協定の締結が実現したものです。

 協定書では、損害保険会社としての強みを活かし、損害保険の契約手続き等の場面で接する高齢者に対して、交通安全に係る注意喚起を行うとともに、損保協会作成の各種啓発ツールの提供等を通じて、双方が協力のうえ、連携して高齢者の交通事故防止の取組みを推進することとしています。

 協定の締結式は、2月3日(月)に富山県警察本部で行われ、富山県警の笠井交通部長からは、「今回の協定締結を契機として高齢者等の交通事故防止に一層のお力添えをいただきたい。」との要請が有り、一方、石川会長からは、「富山県警と一致団結して取組みを推進していくことで協定の効果を上げて参りたい。」と述べました。

 当支部では、本協定に基づき、今後も富山県警と協議を行い、より有意義で効果的な啓発活動を行うとともに、他県においても各地の実態を踏まえ、県警や自治体と連携した取り組みを鋭意進めてまいります。

協定書への署名・調印
右:富山県警 笠井交通部長
挨拶する石川損保会長
関係者による記念撮影
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