石川県で損保代理店を対象に地震保険セミナーを開催

石川県の地震リスクと大災害時における代理店のお客様対応について学ぶ

 一般社団法人 日本損害保険協会 北陸支部(委員長:椿原 丈士・東京海上日動火災保険株式会社金沢支店長)と石川県損害保険代理業協会(会長:浜上 洋之)では、2月5日(金)、地震保険セミナーをオンライン(Zoom)形式で共同開催し、損保代理店を中心に損保会社社員など、約85名が参加しました。

 開会に際し、椿原北陸支部委員長から、本日のセミナーで得られた知識、情報、ツールを活用して、一人でも多くのお客様にいざという時の経済的備えとしての地震保険の必要性と効用を強く訴えながら、石川県における地震保険の普及をご推進いただきたい」との挨拶がありました。

 次に、金沢地方気象台の阿曽 俊之 地震津波防災官から、「石川県の地震リスクと危険性について」と題した講演があり、石川県周辺の主な活断層とその危険性等について大変分かり易く解説されました。

 続いて、保険毎日新聞社の森 隆 記者が「大災害時における代理店のお客様対応」と題し、「東日本大震災」や「熊本地震」発生後に被災地で取材した、被災された代理店や契約者の方々の生の声を紹介しながら、当事者の切実な思いや代理店の使命についての講演が行われました。

 また、北陸支部 片岡 信彦 事務局長からは、お客様への啓発ツールとして、損保協会本部と防災科学研究所作成のデジタルコンテンツ「地震10秒診断」と同北陸支部作成の「石川県版 地震防災リーフレット」を紹介して積極的な活用を依頼し、最後に、石川県代協の浜上会長から、「今後も、保険会社と代理店が連携して、お客様から『地震保険に入っていて良かった。』と言っていただけるように力を合わせていきたい。」と挨拶して、セミナーを閉会しました。

 参加者からは、好評であった様子が伺え、アンケートでは、「森記者の講演では、日頃から興味のあった被災地の方の実際の声が方言を交えて聞けて心に残った。いいお話しが聞けて感動しました。有難うございます。」「当地での地震保険普及に更に力を尽くさなければと痛感しました。」といった感想が寄せられました。

 北陸支部では、東日本大震災から10年、能登半島地震から14年を迎える本年3月に向けて、北陸三県において、保険会社、各県代協と連携して、地震保険の普及向上に鋭意取組んでまいります。

椿原北陸支部委員長の開会挨拶
金沢地方気象台 阿曽地震津波防災官の講演
保険毎日新聞社 森記者の講演
石川県代協 浜上会長の閉会挨拶
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