保険金詐欺の犯人検挙で和歌山県警に感謝状

~整骨院経営者らによる保険金詐欺事件の検挙に対して~

 日本損害保険協会近畿支部(委員長: 高野 耕一・東京海上日動火災保険株式会社 常務取締役)は、8月22日(月)、和歌山西警察署に感謝状を贈呈しました。

 これは、整骨院経営者が交通事故で負傷した患者と共謀して、通院日数を水増しして保険金をだまし取った保険金詐欺事件であり、容疑者を検挙したことに対して、感謝の意を表明したものです。

 当日は、当支部和歌山損保会の前田 敦 会長(東京海上日動火災保険株式会社 和歌山支店長)から、和歌山西警察署の江南 拓哉 署長に感謝状を贈呈し、「容疑者の検挙は保険金犯罪の大きな抑止力にもなるので、警察の粘り強い捜査に感謝している。今後も警察との連携を密にしていくほか、消費者へ正しい保険請求の啓発を行っていきたい」と述べました。

 また、和歌山県警からは「事件を解決して感謝されることは、警察にとって大きな励みになる。今後も損保業界と連携し、犯罪者に対して断固とした態度で臨んでいきたい」と今後の決意が述べられました。

 保険金詐欺は、将来的に善良な保険契約者に不利益を及ぼすおそれがあることから、今回の整骨院経営者らの検挙は、いわば社会全体に対する犯罪の摘発であり、大きな意味があります。当支部では、引き続き警察と連携し、不正請求の排除に向けた対策を講じて、取り組んでまいります。

江南署長(左)と前田会長(右)
贈呈風景
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