京都府・奈良県・滋賀県代協と地震保険セミナーを開催

地震リスクを知り、地震保険普及に向けた取組みを共有

 日本損害保険協会 近畿支部(委員長:米川 孝/損害保険ジャパン日本興亜株式会社 専務執行役員 関西第 一本部長)では、京都府・奈良県・滋賀県の損害保険代理業協会と共催で2019年2月28日(木)に京都市のキャンパスプラザ京都で地震保険セミナーを開催し、3府県の代理店・保険会社から180名超が参加しました。

 開会に際し、主催者を代表して日本損害保険協会 近畿支部 中條 太志 京都損保会長(損害保険ジャパン日本興亜株式会社 京都支店長)および日本損害保険代理業協会 黒石 光寿 地域担当理事から、また、来賓として京都府危機管理監付 防災消防企画課 調整・計画担当 副課長 上田 哲生氏から、挨拶がありました。

 セミナーは二部構成とし、第一部は京都地方気象台 山根 宏之 地震津波防災官から「近畿地方における地震・津波のリスクについて」と題して、地震・津波発生のメカニズム、近畿地方における過去の地震・津波被害、近畿地方における地震・津波リスク、地震・津波の備えについて解説いただきました。

 第二部は京都損害保険代理業協会 小橋 信彦 会長をコーディネーター、京都代協会員の株式会社トラスト保険サービス前田 敏実氏、奈良県代協会員の有限会社ウェルフィット西山 裕次氏、滋賀県代協会員の有限会社カツミ保険事務所の勝見 昂生氏をパネリストとしてパネルディスカッション「各府県代協の地震保険普及に向けた取組み」を実施しました。パネリストからは「お客様に地震リスクを理解いただくためにハザードマップを活用している」、「大阪北部地震の際に地震保険契約者を一人ひとり訪問し状況を確認した」等の取組が発表され、コーディネーターの小橋会長からは「本日の発表を参考にして、京都府・奈良県・滋賀県の地震保険の普及に取り組んでもらいたい」との総括がありました。

 最後に、京都府・奈良県・滋賀県の損保会長および代協会長から地震保険普及に向けた決意表明がありました。損保会代表の中條 京都損保会長の「損保会社は代理店と連携して、広く消費者にリスク啓発を行いながら地震保険の役割を伝え活用を促していく」、代協代表の小橋 京都代協会長の「損保会社と連携して、お客さまを地震リスクから守るため、地震保険に関して日々の情報提供と提案を着実に行っていく」という力強い言葉のもと、地震保険普及に向けた決意を新たにしました。

 参加者からは「パネルディスカッションは代理店の実際の取組みを聞くことが出来て参考になった」、「地震保険は大切な保険と実感した」等の声が寄せられました。

 当支部では、今後も地震保険の普及に関する活動を実施していきます。

代協会員によるパネルディスカッション
地震保険普及に向けた決意表明
サイト内検索