大阪府・兵庫県・和歌山県代協と地震保険セミナーを開催

地震リスクを知り、地震保険普及に向けた取組みを共有

 日本損害保険協会 近畿支部(委員長:米川 孝/損害保険ジャパン日本興亜株式会社 専務執行役員 関西第一本部長)では、大阪府・兵庫県・和歌山県の損害保険代理業協会と共催で2019年3月14日(木)に日本損害保険協会近畿支部の講堂で地震保険セミナーを開催し、3府県の代理店・保険会社から180名超が参加しました。
 開会に際し、主催者を代表し日本損害保険協会 近畿支部委員会 米川委員長から、また、来賓として大阪府 危機管理室 防災企画課 地域支援グループ 課長補佐 朝倉 一郎氏から、挨拶がありました。
 セミナーは二部構成とし、第一部は大阪管区気象台 地震火山課 藤田 真樹地震津波防災官から「大阪・兵庫・和歌山における地震・津波リスクについて」と題して、近畿地方の地震リスク、地震・津波の基礎知識、地震・津波の被害軽減への備えについて解説いただきました。
 第二部は「各府県代協の地震保険普及に向けた取組み」と題して、大阪代協会員の株式会社オフィストゥーワン 芳賀 孝之氏、兵庫代協会員の株式会社共盛 山口 善克氏、和歌山代協会員の株式会社ベストパートナー 門 靖夫氏から、地震保険普及に向けて取り組んでいる事例等について発表いただきました。登壇者からは「地震の際にお客様に迅速に寄り添うためには代理店のBCP体制構築が重要である」、「地震保険の重要性をお客様に認識してもらうために平時からセミナーを開催している」等の事例を発表いただきました。
 続いて、支部委員長、兵庫・和歌山損保会長および各府県代協会長から地震保険普及に向けた決意表明がありました。損保協会代表の米川 委員長の「損保会社は代理店と連携して、広く消費者にリスク啓発を行いながら地震保険の役割を伝え活用を促していく」、代協代表の塩谷 阪神ブロック協議会ブロック長の「損保会社と連携して、お客さまを地震リスクから守るため、地震保険に関して日々の情報提供と提案を着実に行っていく」という力強い言葉のもと、地震保険普及に向けた決意を新たにしました。
 最後に、主催者を代表し日本損害保険代理業協会 黒石 光寿理事から閉会挨拶があり、セミナーは盛況のうちに終了しました。
 参加者からは「セミナー受講を契機に地震保険の普及に努めていきたい」、「工夫された内容で大変参考になった」等の声が寄せられました。
 当支部では、今後も地震保険の普及に関する活動を実施していきます。

米川 近畿支部委員長の開会挨拶
大阪府 朝倉課長補佐の来賓挨拶
大阪管区気象台 地震津波藤田防災官による講演
熱心に聴講する参加者のみなさん
地震保険普及に向けた決意表明
黒石 日本代協理事の閉会挨拶
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