2016.12.09

　新潟県損害保険防犯対策協議会（会長：原田　清・東京海上日動火災保険株式会社 新潟支店長）では、11月25日（金）16時から新潟市内のホテルで、第35回総会を次のとおり開催し、来賓・会員など40名が出席しました。

損害保険業界では、1979年から民事介入暴力団対策および不正請求対策として、関連諸機関と連携を図り、健全な損害保険事業の運営を行うため全国にこのような協議会を設けています。当協議会は1981年に設置され、北関東支部が事務局として運営しています。

　開会に際し、原田会長から、新潟市内で発生した自動車修理業者が中心となった保険金詐欺事件の検挙に対して関係各位に謝辞を伝えるとともに、「巧妙に仕組まれた偽装事故など保険制度を悪用しようとする行為は後を絶たない。今後も県警本部ならびに関係各位のご協力を頂戴しながら、業界を挙げて、不正な請求を排除していきたい。」との挨拶がありました。

　来賓懇話の中で、新潟県警察本部刑事部組織犯罪対策第二課　吉田　輝雄課長は、「反社会勢力と思われるものからアプローチされた場合は、一刻も早く相談して欲しい。企業指針として、反社会勢力との一切の関係遮断を進めいただきたい。」と述べました。続いて、新潟県警察本部から、「暴力団対策について」と「交通事故に絡む犯罪発生状況」についてそれぞれ情勢報告がありました。

　総会の次第は次の通りです。