車両窃盗犯4人検挙の栃木県警に感謝状贈呈

ハイエースやプリウスなど車両166台、被害総額2億1250万円

 日本損害保険協会北関東支部栃木損保会(会長:斎藤 修二・三井住友海上火災保険株式会社 栃木支店長)では、8月21日(月)に栃木県警察本部刑事部捜査第三課に感謝状を贈呈しました。

 本件は、今年7月に栃木・茨城両県警の合同捜査班が、2015年4月から栃木県を含む6県で車両窃盗を繰り返した犯人4人を検挙したものです。これまでの捜査で、ハイエース141台、プリウス25台の車両計166台、総額約2億1,250万円の被害が確認されています。今回の検挙が、社会公共性の高い損害保険事業の健全な運営に多大な貢献をしたとして、栃木県警に感謝の意を表明しました。

 栃木県警察本部で行われた贈呈式では、斎藤会長から、栃木県警察本部刑事部捜査第三課 江田 清 課長に、「金銭目的で安易に犯行を重ねた自動車窃盗グループを、長期にわたる粘り強い捜査により検挙いただいた」との謝辞とともに感謝状が手渡されました。

 感謝状贈呈後には、栃木県内の犯罪の発生状況等について意見交換が行われ、江田課長からは「自動車盗難を含め広域で犯行を重ねる窃盗グループが暗躍しており、しっかりと対応し検挙につなげていきたい。」とのコメントが、また、同席した五味渕刑事部長から「県民の御期待に添えるよう対応してまいります。」との強い決意が述べられました。

 北関東地域では自動車盗難が多発しており、2016年の車両盗難認知件数は、栃木県は415件で全国ワースト7位となっています。栃木損保会では、毎年10月7日の盗難防止の日に、駅前で自動車等の盗難の注意を呼び掛ける街頭活動などを行っています。今年は10月6日に宇都宮駅前で、盗難防止啓発チラシとノベルティを配付する予定です。今後もより一層警察と連携しながら、自動車盗難防止活動に取り組んでまいります。

江田捜査第三課長に感謝状贈呈
五味渕刑事部長(左)・江田捜査第三課長(中央)・斎藤損保会長(右)
意見交換の様子
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