埼玉県警察交通捜査課と寄居署に感謝状を贈呈

捜査の端緒を見逃さず地道な捜査で犯人を検挙

 日本損害保険協会北関東支部委員会(委員長:飯村 正紀・三井住友海上火災保険株式会社 埼玉支店長)では、12月4日(月) に埼玉県警察本部交通部交通捜査課と寄居警察署へ感謝状を贈呈しました。

 本件は、県内の接骨院において、無資格者が交通事故患者の治療行為を行い、治療費名目で保険金等を騙し取っていた詐欺事件に関し、本年9月に接骨院の院長ら2名を検挙したことについて、社会公共性の高い損害保険事業の健全な運営に多大な貢献があったとして、感謝の意を表したものです。

 当日は、県警本部で飯村委員長から交通捜査課の 永谷 邦夫 課長に、寄居警察署で埼玉県防犯連絡協議会の 長田 敏基 会長(三井住友海上火災保険株式会社 埼玉損害サポート部長)から寄居警察署の 中野 善博 署長に、それぞれ感謝状を贈呈しました。贈呈に際し、飯村委員長は、「損害保険は「一人が万人のため・万人が一人のため」を理念としており、ご契約者にとって公平なものでなくてはならない。損保業界としても不正請求対策に力を入れている中で、今回の検挙は当該事案にとどまらず、類似事案に対して大きな抑止効果があり、大変ありがたい。」と、事件解決への謝辞を述べました。

 その後の意見交換では、埼玉県警察本部の 遊馬 宏志 交通部長から、「今回の事件は端著が交通事故であったが、その背後にある不正請求を、捜査員が限られる中でも見逃さず追求することができた。今後も警察と損保業界で連携し、不正請求対策はもちろん、そもそも交通事故を減らすための活動にも注力していきたい。」とのコメントがありました。また、寄居警察署の 江原 弘満 交通課長は、「長い時間をかけて粘り強く地道に事実確認を行い、関係各所と連携することで今回の検挙に繋げることができた。今後も同様のスタンスで捜査にあたっていきたい。」と述べました。

飯村委員長から永谷交通捜査課長へ感謝状贈
長田会長から寄居署中野署長へ感謝状贈呈
感謝状贈呈後の意見交換の様子
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