群馬県損害保険防犯連絡協議会総会を開催

損保業界と警察が連携することの重要性を確認

 群馬県損害保険防犯連絡協議会(会長:松尾 隆志・損害保険ジャパン日本興亜株式会社 群馬支店長)では、2月19日(火)に前橋市内のホテルで、群馬県損害保険防犯連絡協議会第37回総会を開催し、来賓・顧問・会員など40名が出席しました。

 開会に際して、当協議会の岩本邦夫副会長(あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 理事 群馬支店長)から、昨年8月に交通事故を奇貨として休業損害保険金をだまし取った保険金詐欺事件の解決について謝辞を伝えるとともに、「今後も県警、関係各位と協力しながら、業界を挙げて不当・不正請求を排除していきたい」との挨拶がありました。

 次いで群馬県警から、「暴力団情勢について」と「県内の交通事故の状況」について、それぞれ情勢報告がありました。その中で刑事部組織犯罪対策課の中浜正男課長は、「暴力団は暴力を犯罪に変える犯罪組織である。暴排条例の制定により保険金詐欺等表だった活動は少なくなっているが、特殊詐欺のような犯罪の巧妙化、不透明化が進んでいる。」と述べました。

 総会の最後には、出席者全員で暴力を排除し、犯罪の未然防止に努める決議文を読み上げ、その意思を確固たるものにしました。

 損害保険業界では、1979年から民事介入暴力団対策および不正請求対策として、関連諸機関と連携を図り、健全な損害保険事業の運営を行うため、全国にこのような協議会を設けています。当協議会は1987年に発足し、当支部が事務局として運営しています。総会の概要は次の通りです。

群馬県損害保険防犯連絡協議会 第37回総会 式次第

1.開会挨拶
2.顧問挨拶
3.来賓挨拶
4.議  事
5.情勢報告
6.決意表明

(注)「群馬損害サービス分科会」は、当支部の組織です。

開会挨拶をする岩本副会長
顧問挨拶をする立見交通指導課長
情勢報告をする中浜組織犯罪対策課長
情勢報告をする木村交通捜査指導官
決意表明
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