福岡県損害保険防犯対策協議会筑豊部会総会を開催

筑豊地域の各警察署と不当不正請求根絶に向けた連携を確認

 一般社団法人日本損害保険協会九州支部(委員長:大久 孝一・損害保険ジャパン日本興亜株式会社 専務執行役員九州本部長)では、1月30日(水)16時00分から飯塚市の「のがみプレジデントホテル」で、福岡県損害保険防犯対策協議会筑豊部会第38回定期総会を開催し、来賓・顧問・会員など40名の出席がありました。

 開会に際し、福岡県損害保険防犯対策協議会筑豊部会の 杉原 英之 部会長(損害保険ジャパン日本興亜社九州保険金サービス第三部長)から、この間の関係各位の支援・協力への感謝の意を表明するとともに、「関係機関・団体と連携し、不当不正請求・民事介入暴力の排除と保険犯罪の防止に向けて、一層の努力をして参りたい。」との挨拶がありました。

 次に、来賓からご祝辞のお言葉をいただき、池永 英雄 福岡県飯塚警察署長からは、「警察および関係各位の暴力団対策へのご協力により筑豊地域の治安は近年良くなってきているが、更なる取り組みを続けていきたい。」とのコメントがありました。
 また、続けてご挨拶いただいた福岡県損害保険代理業協会筑豊支部の久家 渉支部長からも「保険会社と情報共有しながら対応を進めていく」との損害保険代理店における一層の取り組み推進の決意表明がありました。
 次に、本部会の 長尾 浩司 代表幹事(あいおいニッセイ同和損保社)から、偽装事故による自動車保険金詐欺グループ逮捕、整骨院経営者を含む詐欺グループ逮捕および特殊工具を使用してプリウス10数台を盗んだ自動車整備業者逮捕に対する感謝が述べられ、「会員各社は今後とも警察等関係機関との連携強化を図り、隙のない毅然とした対応を徹底する」旨の決意表明がありました。

 続いて行われた講演では、福岡県警察本部暴力団対策部組織犯罪対策課の 徳永 英樹 調査官兼課長補佐から、暴力団情勢、壊滅作戦と検挙状況、企業対象暴力への対応方法など、事例ビデオを交えた講話がありました。
 講演後は、本部会の齋藤 毅代表幹事(三井住友海上社)から決議文の読み上げがあり、最後に、本部会の佐野 敏郎代表幹事(損害保険ジャパン日本興亜社)から、閉会の挨拶があり、関係各位への謝意と今後の取り組みへの決意が締め括りの言葉として述べられました。

 当協会九州支部では、福岡県警察本部や関係諸機関・団体と連携し、民事介入暴力対策および不当不正請求対策を進め、健全な損害保険事業の運営を通じた地域の安全・安心に貢献してまいります。なお、総会の概要は次の通りです。

福岡県損害保険防犯対策協議会 筑豊部会第38回総会 式次第

1.主催者挨拶
2.来賓紹介
3.来賓ご祝辞
4.経過報告および 今後の取り組み方針
5.講 演
6.決議文採択
7.閉会の辞
開会挨拶する杉原部会長
飯塚警察署 池永署長
久家代協支部長
報告する長尾幹事
講演する徳永調査官
齋藤幹事の決議文読上げ
佐野幹事による閉会の辞
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