第41回福岡県損害保険防犯対策協議会総会を開催

~福岡県警と不当不正請求根絶に向けた連携を確認~

 一般社団法人日本損害保険協会九州支部(委員長:新見 吉晴・三井住友海上火災保険株式会社 執行役員 九州本部長)では、11月30日(火)16時30分からKKRホテル博多で、福岡県損害保険防犯対策協議会第41回定期総会を開催し、来賓・顧問・会員など46名の出席がありました。
 開会に際し、福岡県損害保険防犯対策協議会の新見会長(協議会会長は九州支部委員長が兼務)から、この間の関係各位の支援・協力への感謝の意を表明するとともに、「今後も、関係機関・団体と連携し、不当不正請求の排除と保険犯罪の防止に向けて、一層の努力をして参りたい。」との挨拶がありました。
 顧問団を代表して挨拶に立った福岡県警察本部暴力団対策部 組織犯罪対策課の 森中 正 課長からは、「継続的な取締り等あらゆる暴力団排除活動を推進した結果、福岡県内の指定暴力団構成員数はピーク時と比べ半数以下となった。また、今後の暴力団事務所の立地規制を更に強化する改正福岡県暴力団排除条例が12月1日から施行される。資金源の確保が困難となり、窮した暴力団員が損害保険の不正受給を目論むことも考えられるため、詐欺事件の恐れがあれば、これまで同様早めにご連携いただきたい。」と、また、財務省 福岡財務支局 理財部 金融監督第三課の 平島 健 上席調査官、および福岡県弁護士会の 伊藤 巧示 会長からも挨拶をいただきました。
 続いて、この1年間の活動について自動車損害サービス分科会の 岡田 幹事(東京海上日動社 九州損害サービス第一部 福岡損害サービス第三課 課長)から披露があり、「損害保険事業が公共に資する事業である点を肝に銘じ、関係各機関との連携を密にして、不当請求者の排除に向けた取り組みを、これからも引き続き推進していく。」との言葉で報告を結びました。
 続いて行われた講話では、福岡県警察本部 暴力団対策部 組織犯罪対策課の 江越 健太郎 課長補佐から、暴力団についての説明や福岡県内における暴力団情勢や対策等の話がありました。
 最後に火災新種損害サービス分科会の 井手 幹事(あいおいニッセイ同和損保社 九州損害サービス第一部 福岡火災新種サービスセンター 所長)から、あらゆる暴力や不当不正請求の排除をするための決意表明を全員一致で確認し、その意思を確固たるものにしました。
 当協会九州支部では、福岡県警察本部や関係諸機関・団体と連携し、民事介入暴力対策および不当不正請求対策を進め、健全な損害保険事業の運営を通じた地域の安全・安心に貢献してまいります。なお、総会の概要は次の通りです。 

福岡県損害保険防犯対策協議会第41回定時総会  式次第

新見会長による主催者挨拶
森中課長による顧問団代表挨拶
平島上席調査官による来賓挨拶
伊藤会長による来賓挨拶
岡田幹事による活動報告
江越課長補佐による講演
井手幹事による決意表明
決意表明の様子
司会の阿久津幹事
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