千葉県自動車盗難等防止対策協議会総会を開催

自動車盗難防止の取組継続を決議

 千葉県自動車盗難等防止対策協議会(会長:出野 祥平・千葉トヨタ自動車株式会社 代表取締役社長)では、10月24日(水)に千葉市のポートプラザちばで、第15回千葉県自動車盗難等防止対策協議会総会を開催しました。

 当日は、千葉県警察本部、自動車関係団体など当協議会会員機関・団体から28名が出席し、水越 真一郎 事務局長(日本損害保険協会南関東支部千葉損保会 会長・損害保険ジャパン日本興亜株式会社 千葉支店長)司会のもと、今年度の活動方針等が決議されました。

 冒頭、井野会長が「千葉県は、今年9月末現在で自動車盗難認知件数691件、減少傾向にはあるが、全国ワースト3位と未だ自動車盗難多発地域。今後も油断せず、官民が連携してそれぞれの役割を発揮しながら、自動車盗難防止の取り組みを継続していく必要がある。」と開会挨拶しました。

 続いて、当協議会の参与を務める千葉県警察本部生活安全部 内藤 誠 犯罪抑止戦略官が挨拶し、県内における最近の自動車盗難事件の傾向を紹介された後、自動車盗難に対する警察本部の新たな取り組みとして、1.盗難多発地区での防犯カメラの設置 2.ドライバーへのドライブレコーダー利用促進などを挙げられました。

 刑事部捜査第三課 今井 経敬 課長補佐による情勢報告では、直近の自動車盗難の認知件数、検挙件数、車種別被害件数等の他、偽造ナンバープレートを使用するなどの実際の犯行手口や通常の窃盗犯とは異なる自動車盗難が抱える特殊な要因(闇社会との関係)を説明されました。また、ドライバーへの注意喚起として、1.車には鍵をかけること 2.車が盗難された時は速やかに警察へ連絡すること3.不審と思われる車両を発見した時は警察へ連絡願いたいことを呼びかけました。

 最後に、当支部 横尾 修一 事務局長が自動車盗難の現状と今後の対策課題について、損保協会が実施している実態調査の結果や、自動車盗難等の防止に関する官民合同プロジェクトチームの取組内容を紹介しました。

 当支部では、当協議会の事務局として、協議会の運営や「盗難防止の日」の街頭活動等を通じて、千葉県警察本部等と連携し、引き続き自動車盗難防止対策の周知と自動車盗難件数の減少に向けた活動を推進していきます。

出野会長の開会挨拶
内藤犯罪抑止戦略官の挨拶
今井課長補佐の情勢報告
総会風景
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