高齢者死亡事故が多発する茨城県で注意喚起

茨城県警察、茨城県、茨城県損害保険代理業協会と連携してチラシを配布

 日本損害保険協会南関東支部茨城損保会(会長:新井 良裕・あいおいニッセイ同和損害保険株式会社茨城支店 支店長)では、茨城県で高齢者の交通事故死者数が多い現状を踏まえ、茨城県警察、茨城県および茨城県損害保険代理業協会と連名で、高齢者交通事故防止啓発チラシ(A4判・両面カラー)を約11万部作成しました。

 チラシの表面では、2019年の茨城県の交通事故死者数のうち、高齢者が全体の6割以上(2018年は約5割)を占めていることや、茨城県の高齢者死者数が全国ワースト7位(2018年は10位)となったことを紹介し、「道路横断中」および「夜間」の事故に注意することを呼びかけています。また、加齢とともに体力や聴力・視力が衰えてしまう高齢者の交通事故防止のためには、普段から家族で注意することも必要です。
 裏面では、歩行中・自転車運転中は「道路を横断する時」の事故が多いことや、車の運転中は「車両相互の衝突」による事故が多いことを紹介し、高齢者とその家族に確認してほしいポイントを紹介しています。また、死亡事故の4割超(2018年は約3割)が交差点やその付近で発生していることから、2018年中の茨城県内の交通事故多発交差点ワースト5(損保協会調べ)を掲載しています。

 当支部では、本チラシについて、茨城県警察、茨城県、損害保険会社、茨城県損害保険代理業協会等を通じて、茨城県民に配布するほか、今後も警察や自治体、関係団体と連携し、高齢者交通事故防止に向けて取り組みます。

チラシ表面
チラシ裏面

茨城県版 高齢者交通事故防止啓発チラシ

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