駐車場での事故防止を東北6県で注意喚起

パーキングエリア・サービスエリア等の駐車場で事故防止を啓発

日本損害保険協会東北支部(委員長:末野 智弘・あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 専務執行役員)は、駐車場での事故を注意喚起するためのポスターを作成し、損保各社および東日本高速道路株式会社(NEXCO東日本)東北支社の協力のもと、啓発活動を実施します。

当支部が行った「東北6県の車両事故実態に関するモニタリング調査」(2018年1月~12月)では、車両事故の27.6%が駐車場内で発生し、うち「自動車同士の接触・衝突(59.4%)」や「施設物との接触(29.6%)」の事故の割合が高いという結果になりました。
駐車場内では、他の車の動静や、壁・フェンスなどの施設物に注意を払い、バックをするときはバックミラーと目視の両方で確認することが必要です。
損保各社では、顧客である駐車場の運営会社に配布を行います。また、NEXCO東日本では、東北6県の高速道路のパーキングエリア・サービスエリアでポスター(NEXCO東日本との連名版)を掲示してドライバーへ注意喚起を行います。

駐車場内での事故は、賠償問題等の解決に多くの時間と労力を要し、当事者にとって大きな負担となります。
当支部では、事故防止・軽減に向けて、様々な業界・団体等と連携した取組みを推進していきます。

■モニタリング調査(対象地域:東北6県、サンプル数:344,873件)結果

1. 事故発生場所

対象期間

2017年

2018年

駐車場内

26.7%

27.6%

その他(道路上など)

73.3%

72.4%

合 計

100%

100%

2. 駐車場内事故の概要

対象期間

2017年

2018年

自動車同士の接触・衝突

61.7%

59.4%

施設物(壁・フェンス・街灯等)との接触

28.7%

29.6%

落書き・飛来物等による損傷

2.8%

2.7%

当て逃げ

1.5%

1.6%

盗難

0.1%

0.6%

その他

5.1%

6.1%

合 計

100%

100%

駐車場事故注意喚起ポスター
駐車場事故注意喚起ポスター(NEXCO東日本との連名版)

駐車場事故注意喚起ポスター(PDFファイル)

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