外国人向けの防災訓練でぼうさいダック実施
~東京都主催の「外国人支援のための防災訓練」、在住外国人約250名参加~

 日本損害保険協会(会長:鈴木 久仁)では、1月26日(火)に渋谷区の東京体育館で東京都が開催した「外国人支援のための防災訓練」において、当協会の防災教育カードゲーム「ぼうさいダック」を実施しました。
 この防災訓練は、都内在住の外国人を対象に、体験を通じて防災に関する知識を身につけてもらい、災害への備えと心構えを呼びかける目的で東京都が実施しており、当協会は今回初めて参画しました。
 当日は、外国人約250名、東京都防災(語学)ボランティアおよび関係機関等約150名の合計約400名が6つの班に分かれて、「ぼうさいダック」を体験し、災害発生時における安全・安心のための行動を学びました。
 「ぼうさいダック」は地震・津波・火事・台風・洪水・雷といった災害が描かれたカードに合わせて、それらの災害に備える動物(ダック・チーター・タヌキ・ウサギ・カエル・カメ)のポーズをまねることで、ゲームを通じて災害から自分の身を守る行動が学べるカードゲームです。日本の子どもたちを対象にしていますが、身体を動かしながら学べる防災教育プログラムのため、外国の方々にも容易に取り組んでもらうことができました。また、「ぼうさいダック」カードを英語・中国語・韓国語の3ヶ国語に翻訳した説明資料や、当協会の外国人居住者向けの英語版WEBサイト掲載の情報を紹介した案内資料も好評でした。

 当協会では、今後もこのような機会を通じて、ぼうさいダックなどの防災教育活動に取り組んでいきます。

実演の様子1 (ポーズの説明)
実演の様子2 (ダックのポーズ)
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