2018年度(第28回)日本国際保険学校(ISJ)上級コースを開講

 一般社団法人日本損害保険協会(会長:原 典之)は、公益財団法人損害保険事業総合研究所(損保総研)と共催で、第28回日本国際保険学校(Insurance School(Non-Life)of Japan-略称ISJ)上級コースを「損害保険会社の持続可能な成長戦略」をメイン・テーマに開講しました。

 本コースでは、東アジア14地域の損害保険会社、保険監督官庁等の職員が東京に集まり、6月18日(月)から29日(金)までの約2週間にわたって、講義、ワークショップに参加します。

「持続可能な成長戦略」がメイン・テーマ

 上級コースは、参加者に、より経営に近い視点から損害保険会社の運営について学んでもらうことを目的としています。料率算出、商品戦略、販売、再保険戦略からBCM、ERM、あるいは巨大自然災害の保険金支払や、保険詐欺への対応に至るまで、幅広いトピックを取り上げます。また、講義だけでなく、アジアの様々な国・地域から集まった多様な参加者による情報・意見交換を通して、課題に対する理解を深めるプログラム構成としています。

 6月21日には、金融庁監督局保険課の中村純也保険業務専門官に、保険監督について講義を行っていただきました。期間中、参加者は当協会の損害サービス企画部・医研センターを見学し、損害サービスに携わる損保会社等の社員の医療知識向上の取組みも学びます。

 講師は、当協会会員会社等の第一線で活躍している各分野の専門家の他、損保総研、当協会等の役職員が務めます。

開講式で挨拶する伊東常務理事
開講式の様子
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