NAIC再保険モデル法修正改正案への意見を提出

 日本損害保険協会(会長:西澤 敬二)は、全米保険長官会議(NAIC)の再保険モデル法・モデル規制改正案に関する意見募集に対する意見を10月16日(金)に提出しました。

 米国(財務省、通商代表部)は、2017年9月に、EUとの間でカバードアグリーメント(CA)に署名し、その結果、米国は一定の基準に合致するEU再保険会社に対し、再保険担保を5年以内に撤廃することとなりました。

 再保険担保の撤廃方法は、米国で保険監督を実際に担う各州および NAIC が検討すること とされました。NAICは、再保険担保撤廃を含む再保険規制改革の方向について、今年2月に意見を募集し、それに対し、損保協会は、EU のみならず、日本等の再保険会社も同等に扱うべき等の意見を提出しました。

 意見募集に対して寄せられた意見を踏まえ、NAIC は、今年 6 月および9月に再保険モデル法の改正案を公表し、同案に対する意見を募集しました。

 NAIC 再保険モデル法改正案の概要は以下のとおりです。

 

 損保協会は、NAICの6月および9月の両市中協議にそれぞれ意見を提出しており、9月の市中協議に対して提出した意見の主な内容は以下のとおりです。詳細は下記リンク先をご参照ください。

 

全米保険監督官協会(NAIC)の再保険モデル法・モデル規制修正改正案に関する損保協会意見(PDF)

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